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【土地活用比較】アパートvsコンビニ

所有している土地を活用する手段としてコンビニに貸すという方法があります。コンビニへ貸して儲けはあるのか?また、いま再燃しているアパート経営と比べるとどちらがより儲けられる手段なのかを解説します。

コンビニ運営による土地活用

土地を借りてコンビニを出店したいというオーナーに対して、土地を貸す代わりに賃料をもらうのがコンビニに貸す土地活用方法です。

最近では、都心だけに限らず郊外や地方でもコンビニ出店が増えており、土地を持っている人ならすでにオーナーから声をかけられたという人もいるでしょう。

コンビニ運営のメリット

コンビニへ貸すメリットは「賃料単価が高い」「建築費を安く抑えられる」という点があります。

賃料単価が高い

コンビニは飲食店やサロンなどのテナントと比べると、賃料の相場が高く設定されています。コンビニは基本的に24時間営業で収益を上げているため、他のテナントよりも収益が多いためと言えるでしょう。賃料が高いぶん得られる不労所得も多くなるのは、一番のメリットです。

建築費を安く抑えられる

コンビニの建物構造は見た目の通り簡単です。鉄骨造の平屋のため建築コストを安く抑えられます。初期投資が安く済み賃料が高いので、利回りはかなり高いと言えます。

コンビニ運営のデメリット

一見、初期投資が低いわりに賃料が高いため、簡単に儲かりそうなコンビニ経営ですが、以下のような落とし穴があるので要注意です。

土地によって売り上げが大きく異なる

コンビニ経営は場所がすべてです。都心で人が集まるところであれば、ある程度の一定した収益は目指せますが、地方や郊外の場合は、車を停められるスペースが必要です。それだけの土地があるかと言われると微妙な土地である場合が多いでしょう。

また、車で来る人をメインターゲットとするなら、コンビニの前の道路状況も重要です。混雑の多い道路だとお客さんが入りにくくなりますし、中央分離帯があると反対側の車線を走っている車はコンビニへ寄ることができません。自分の土地がコンビニ運営に向いているかどうかはあらかじめチェックしておきましょう。

撤退が早い

コンビニは収益が上がらないとわかったら撤退を決めるまでが早いです。フランチャイズで運営されているコンビニで行っているため、儲からない店舗だと分かったらすぐに撤退して別の場所へアプローチし始めます。その撤退・出店のサイクルに慣れているため、たった数年で撤退されてしまう可能性があるのです。

跡地の利用がしづらい

コンビニが入っていた土地の跡に、新たなコンビニが入ることはほとんどありません。どのコンビニでも似たような商品を取り扱っているので、コンビニが出て行ったということは他のコンビニでも失敗する可能性が高い。コンビニのオーナーはそのように判断します。そして、コンビニほど賃料が高い業種はなかなかないため、別業種のテナントが入ったとしてもコンビニが入っていた時と比べると半額以下の賃料になることがほとんどです。

アパート経営とコンビニ、どちらが儲かる?

土地活用方法として一般的なのは、アパートやマンションなどの賃貸経営です。

アパート経営の良いところは、ニーズのある土地であれば安定して家賃収入を得られるところ。初期投資はコンビニと比べると高額ですが、賃貸需要のある土地であれば十分な不労所得を得られます。

  • コンビニ…初期費用は安く済むが、安定感がなく撤退されるリスクが高い
  • アパート経営…安定感があり賃貸需要があれば所得を得られるが、初期費用がかかる

当サイトでおすすめしているのあアパート経営です。特に東京であれば、常に賃貸需要は高まっているので、安定した不労所得を得られるでしょう。

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