アパート経営を始める際に考えるのが「立地条件」です。アパートに限らず賃貸不動産を経営するなら、立地条件は一番重要視される点。特に賃貸物件の場合、立地が悪いとなかなか空き室が埋まりません。ここでは、どんな立地条件だと失敗するのか、また立地条件が悪くてもアパート経営ができる土地や対処は何かなど、アパート経営を進めるうえで重要な立地についてまとめています。
アパート経営に向いていない立地条件は、以下の3ポイントです。自分の土地がどうなっているかを確認しましょう。
空き室が周りに多いということは、ライバルが多いということです。仮に新しい人がこのあたりに住みたいと考えて賃貸物件を探した際、空き室のぶん選択肢が用意されています。空き室が少なければ、そのぶん選択肢が限られて自分の物件が選ばれる可能性が高まりますが、選択肢が多いと住民を奪い合う状態ができます。
また、実際住んでみると意外と住みにくい土地だったということも。空き室が多いのは土地に問題があるのかもしれません。
やはり住むうえで重要なポイントは、駅からのアクセスのしやすさです。一般的に言われているのは徒歩10分以上の場所はNGです。駅までが遠いと学校や職場へいくまでが不便になるため、最寄り駅から10分以上歩く場所を賃貸物件にするには、工夫が必要でしょう。
土地によっては、数年後に大型ショッピングモールや学校が建てられる、大きな道路へ繋がる新しい道ができる話がある場合があります。そういった場所であれば、いまは何もなくても数年後に土地の人気があがり、賃貸物件もうまく回るようになります。しかし、何もない土地で数年後にそういった話もない場合は、空き室が解消される可能性は薄いのです。
上記の話を聞いていると、立地が悪いならアパート経営は辞めたほうがいいように感じますが、対策はとれないのでしょうか?いえ、そんなことはありません。僅かながら出来る対策があるので、その対策を紹介します。
駅から徒歩20分、スーパーまで車で15分と書かれていると、「住んだら大変そうだな」と想像してしまいます。その大変そうな想像を軽くできれば、入居者は出るはずです。例えば、「近道を利用すれば駅まで徒歩5分で行けます。」「スーパーまで車で15分。夜中1時まで営業。」とあれば、このくらいなら住んでも支障無さそうだなと思ってもらえる可能性が高まります。土地柄に関する情報は細かくてもできるだけ載せましょう。
駅からのアクセス面が悪いなら、駐車場は重要です。駅から遠いぶん、車を利用してもらう機会が多く、家族やカップルで2台ずつ持つ可能性も少なくありませんん。駅からアクセス面が悪いと考えて、駐車場を広く設けましょう。
アパート経営は難しいと感じられますが、立地やコツを掴めば、簡単に長く続けられるもの。立地に関しての知識や失敗談を身に付けて、一流の大家さんになりましょう。
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