このページでは、アパート経営で起こるローン返済周りのトラブルや失敗について解説していきます。
土地活用でアパート経営を始めたけれど、失敗してしまった…。その原因の一つとして挙げられているのが、ローンの組み方です。人によっては、「ローンを早く返済し終えたい」という気持ちが焦るばかりに、返済期間を短く設定してしまうことがあります。
返済期間を短くすると起こる問題が、1回当たりの返済額が大きくなってしまうということ。例えば2,000万円借りてアパートを建てたとします。30年ローンであれば、単純計算で月5万円強の返済額となりますが、返済期間を20年、15年と短くすると、月8万円、月11万円と負担が大きくなっていきます。
さらに、空き室が出てしまったり、なかなか部屋が埋まらなかったりといった状態が起こると、家賃収入に影響が及ぶため、返済にかかる負担はますます大きくなるでしょう。
お金を借りているという状態は、タダではなく金利もかかりますし、できるだけ早く返済したいと焦る気持ちはわかります。しかし、焦って期間を短くすると首が回らなってしまう可能性もあるため、空き室が続いても大丈夫なくらいの余裕を持たせた返済期間を設定するようにしましょう。
金利リスクを考えずにローンを組むという人はいません。しかし、多くの人は銀行員の営業トークに流されてアパートローンを組んでしまったという人はいるのではないでしょうか。
金利は基本的に固定金利か、変動金利にわかれており、選ばれる割合は半々に分かれます。固定の場合は、金利が少し割高なぶん上昇することがないので、安定した返済計画を立てることができます。変動の場合は、金利が動くため安い時はお得に返済できますが、上昇してしまう可能性を常に持っているというのがデメリットです。
どちらも一長一短ありますが、基本的に今は低金利の時代でもあるため、変動金利を選ぶ人が多いようです。
さらに、一定期間のみ固定金利にするというプランを用意されていることも。金利が低くなっている時に借りて、3年~5年程度は固定金利よりも低い状態のまま、変動を恐れる必要もありません。
いくつかの店舗を周らずに簡単に決めてしまうと、そのようなお得なプランや情報があることを知らずに決めてしまうことも。アパート経営は多額のお金がかかるため、ローンの返済やその金利は時に数十万円、百数万円にのぼることもあります。
十分に金利リスクに気を付けてプランや情報を決めるようにしましょう。
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